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旅行業界の今

日本の市場規模

2009年度のデータになりますが、国内宿泊旅行が14兆円で、国内日帰り旅行が4兆円、日本人の海外旅行時の国内消費が1兆円、訪日外国人の国内消費が1兆円です。このことから日本の旅行消費額は約20兆円ということになります。

これは2005年度の調査では日本の旅行消費額は約24兆円でしたから毎年微減の状況が続いています。特に今年は東日本大震災の影響から訪日外国人数の激減もあり、旅行消費額は大幅減が予想されます。国土交通省の2005年度発表時、国内旅行消費額は年々増加を続け5年後の2010年度には約30兆円の国内消費額を記録するとの試算を出していました。

これは訪日外国人数の増加、団塊世代の旅行消費の増大を当て込んだ数字でしたが見事にその予想は外れたかたちとなりました。この5年間の景気の悪化が主な原因であり、2008年のリーマンショック以降も思うような景気回復が起こらず、東日本大震災の影響もあり、旅行客の財布の紐が緩まない限り今後も微減の状況が続くと予想されています。

国内の旅行消費が観光地やホテル・旅館などの宿泊先、旅行関連産業などの売上に対する直接的な経済効果をもたらしています。

また、運輸業、農林水産業、小売業など様々な産業への波及効果を生み出していることを考えると国内旅行の促進は、地域経済の活性化にとても重要であるといえます。年々横ばいか、わずかな減少を続けている国内旅行消費額をなんとかしてプラスに転じる施策を官民一体となって進める必要があるでしょう。

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