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旅行業界の今

海外旅行客

日本人の海外旅行者は1964年に自由化されて以降、順調にその数を伸ばしてきました。2000年にはピークとなる1782万人もの渡航者を記録し、今現在でもその人数は破られていません。

2000年以降は円高の局面が長く続き、海外旅行をしやすい状況ではありましたが、同時多発テロ、SARS(重症急性呼吸器症候群)、新型インフルエンザ、リーマンショック、そして今年3月の東日本大震災など、世界を揺るがす事件・災害には敏感に反応し、海外渡航者の数は1600万人を境に増減を繰り返しています。

また、海外旅行客は海外でのみお金を使うわけではありません。海外旅行については海外へ飛び立つ空港は限られているため前日はその近くのホテルで宿泊をすることが多いことから、海外旅行者の数の増加は国内の旅行関連産業へも多大な効果をもたらします。

それは、空港までの交通機関であり、一般的に長期化する宿泊数のため、その準備による様々な買い物など国内旅行以上に幅広い産業への波及効果が期待できるからです。1600万人もの人がこのような行動を取ることを考えれば海外旅行者の数の増加も国内経済の活性化に多大な影響を与えています。最後に海外旅行者の内訳をみてみましょう。2005年度のデータになりますが、観光旅行者がトップで67.1%、業務による出張が14.6%、家族・友人訪問が5.9%、新婚旅行2%、以下、留学・修学旅行、会議出席、視察・研修旅行が続きます。

海外旅行者数は海外の情勢に影響されることが多く、旅行者数の予測は難しいものがあります。最近は海外旅行に行く若者の数が減っているという調査結果もあります。団塊の世代をターゲットとした旅行プランが多いですが全世代を対象とした魅力ある旅行プランを作成し海外旅行者数を増やしていくことが国内経済の活性化にもつながっていくでしょう。

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